巨人菅野智之投手(27)が135球で5安打完封勝利をおさめ、3連続完封勝利の偉業を達成した。セ・リーグでは89年の巨人斎藤雅樹(現2軍監督)以来、28年ぶりの記録となった。

 5回までに5安打を許し3度三塁を踏まれたが、要所で全力を注ぎ込み0点で切り抜けた。ライバルと意識する筒香との対戦は、4打数で中前打の1安打だけに抑え込んだ。

 「最高に気持ちいいです。やりました。斎藤さんは目標とする大投手の1人。記録で並べて、とても光栄に思います。ここ最近では1番苦しい展開というか、調子もあまりよくなかった。ただ、(坂本)勇人さんが約束通りに点を取ってくれたので、楽に投げられました」と振り返った。