DeNAの5カードぶりの負け越しが決まった。2回にロペスの5号ソロで先制したものの、その裏に勝ち越しを許した。先発のルーキー水野滉也投手(22)は、2死二、三塁の場面で「力んだところがあった」と、巨人小林に適時打を打たれた。打線は1点のみで追い上げられず2連敗。カード負け越しが決まった。

 水野は右のスリークオーターで、スライダーとシンカーを織り交ぜながらの初マウンド。「甘い球は持っていかれる。自分の球威や(相手の)タイプを考えて投げるようにしたい」と課題を口にした。

 試合後には2軍落ちを伝えられ、ほろ苦いデビュー戦になった。アレックス・ラミレス監督(42)は「ポテンシャルは非常にいい。2軍で経験を積めば、1軍でも活躍する選手になれる」と、期待した。水野も「1軍に出られていい経験をさせてもらった。戻ってこられるようにしたい」と、再起を誓った。