広島が12失点の投壊で敗れた。

 先発福井は味方が得点した後に失点するパターンで6回7失点。中継ぎ陣の登板が立て込む苦しい台所事情も重なり、首脳陣も2点を追う5回に代打を送らなかった。

 続投した5回はしのいだが、6回は1死から連続四球などでピンチをつくり3失点で万事休した。試合後の広島緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り。

 -投手陣が同じパターンでやられている

 緒方監督 いろんなことをやれといっぺんに言っても選手も戸惑うばかりになる。やはり、しっかり負けの結果のなかから内容を1つ1つ考えて、言い聞かせないといけない。こっちからもしっかり指導していかないといけない。これはずっとキャンプから続けていること。いかにそれをシーズンで出せるかということころ。まだまだしっかりとした野球が出来ていないのが現状だけど。そうは言っても1戦1戦、気持ちを新たにして。また地元広島で戦っていかなくちゃいけない。別に今日の負けだけで下を向くわけじゃない。投手陣野手陣そして我々もね。ベンチもしっかりと1試合1試合戦っていく。やれることをやっていく。それだけです。