助っ人野手の緊急補強を進めていることが明らかになったオリックスの長村裕之球団本部長(58)は25日、米ジャイアンツ傘下3Aサクラメントに所属するクリス・マレーロ外野手(28)の獲得交渉を進めていることを認めた。

 「最終の詰めの段階に入っている。うまくいけば近日中には発表できる。その方向で進んでいる」。シーズン途中の補強に踏み切る理由として「今の状況で得点力アップを重視してリストアップした」と説明した。チームは好調だった4月から一転、5月は3勝16敗と苦しい状況。打線は19試合で41得点と得点力向上が課題となっている。