楽天先発の森雄大投手(22)が、西武打線を6回3安打無失点に抑えた。

 チームが8回に逆転を許し、14年5月1日以来の白星は逃したが「こういうこともある。今日のようなピッチングを続けていれば勝ちがつくと思うので、気にしていない」と前向きに話した。

 初回から速球がコースに決まった。「内角と外角のラインにボールがいっていたので、高めを気にせずしっかり投げられた」。内角を突く強気の投球で、3回まで完全投球。4回以降も散発3安打に相手を封じ、四球もわずか1と安定感を披露した。6回70球。役割を果たしマウンドを降りた森は「結構いっぱい、いっぱいでした。久々の先発だったので、いけるところまで全力で飛ばそうと思って投げました」と汗をぬぐった。

 森の快投に梨田監督は「強力な西武打線を相手に、ストライク先行だったし、よく投げてくれた」と評価した。