男性警備員を負傷させるなどの不祥事を起こした巨人山口俊投手(30)が20日、川崎市のジャイアンツ球場で練習を再開した。登板予定前日だった7月17日・中日戦(ナゴヤドーム)の試合前練習以来、約1カ月ぶりにチームに合流。まずは、練習前に2、3軍の遠征残留組投手陣に直接、謝罪した。

 ランニング、キャッチボールなどで汗を流し「また野球ができる喜びを感じながら練習をしました」。球団から今季終了までの出場停止処分が下されており、登板は来季以降になる。「今回こそは自分自身をレベルアップが課題。ウエートトレーニング、投球スタイル、投球フォーム、変化球の精度を高めたい。新しい球種を覚える時間もある。100%変わった自分を見せられるようにやっていきます」と話した。