阪神のドラフト1位ルーキーの馬場皐輔投手(22=仙台大)が18日、兵庫県西宮市の鳴尾浜球場で行われた新人合同自主トレーニングで初めてブルペン入りした。「傾斜の角度やフォームなど、確認するポイントがあった」と捕手を立たせたまま35球を投じ「思ったところにまとまって、しっかり投げられた」と話した。

 約6割の力の投球だというが、捕手を務めたプロ2年目の長坂は「球が重い感じはする」と印象を口にした。視察に訪れた矢野2軍監督は「球の力はある。スケールの大きい投手になってほしい」と期待を込めた。