侍ジャパンの阪神大山が甲子園の室内で行われた全体練習に復帰。大山と言葉を交わした金本知憲監督（４９）は今後の起用方針を明かした。

　「基本的には、全部出ますよ。（打席に）立たせて、守りにしてもサードを。まあ、守りは慣れたポジションだけど。いろんなバントシフトとかあるし、慣れていってもらわないと困りますから」。

　その他の一問一答は以下の通り。

　－大山の２番起用は

　金本監督　ちょっともったいないなあ。２番は、理想は足の速い左バッター。２番、３番は。理想はね。理想はよ。なかなか理想通りにいかないから。全日本を選ぶわけじゃないんだから。いるメンバーでやらないといけないんやから。

　－糸原の打撃が充実しているが２番タイプか

　金本監督　足がそんなに速くない。なんで足の速い２番バッター（がいい）かと言ったらゴロを打てる。足の速い２番バッターだと盗塁できるからね。送りバントと結果的に一緒となるから。そういうのを考えて、足の速い、ゴロを打てる２番が理想なんだけどね。いないでしょ？

　（自ら続けて）

　金本監督　糸原なんか、どうやろ。（西岡）剛もいるからね。どっちも２番、いけると思うけど。バントうまいし、両方とも。剛がヘタなんか。左が。セーフティーはできるのかな。

　－開幕ギリギリまでベストオーダーは悩む

　金本監督　そうでしょうね。状態もあるやろうし。