DeNAのジョー・ウィーランド投手が、右肘の違和感から復活した。

 1回、ヤクルト1番青木、2番坂口に連打を浴びたが、続く山田哲、バレンティンを三振に仕留め無失点で切り抜け、リズムに乗った。

 直球にチェンジアップを織り交ぜ、10勝を挙げた昨季同様に緩急を生かした。常時ストライク先行で、投手有利の投球。低めを徹底しゴロアウトを稼いだ。「久しぶりの1軍での登板でしたが、いつも通り試合に入ることもでき、全体的に状態は良かったです」と振り返った。

 6回2死二塁でバレンティンに2ランを許した。「本塁打が悔やまれます」とつり球の1球を反省したが、復帰戦として十分な内容。篠原投手コーチは「本来のピッチングをしてくれた。去年と遜色ない内容だった」と評価していた。