阪神は15日、上本博紀内野手が大阪府内の病院にて「左膝前十字靱帯(じんたい)の再建術」および病院でのリハビリを終えて、退院したことを発表した。

 上本は球団を通じて「シーズン中の大事な時期にチームを離れることになり、悔しい思いとチームへの申し訳ない気持ちが強いです。少し時間はかかると思いますが、しっかりリハビリに取り組み、またチームに貢献できるように頑張っていきたいと思います」とコメントした。

 上本は、5月5日中日戦(甲子園)の走塁で、二塁ベースにスライディングした際に負傷。担架で運ばれて交代していた。

 春季キャンプは2軍スタートだったが、順調に状態をあげて開幕1軍入り。開幕から20試合に出場して、打率4割2分2厘と結果を残していた。