オリックスが2回に先制した。1死からロメロが左中間スタンドに10号ソロを運んだ。阪神は3回まで無安打無得点。

 阪神が6回に逆転した。先頭の代打山崎が中前にチーム初安打。敵失も絡んで2死二、三塁とし、糸井が2点適時打を放った。

 オリックスが8回に小谷野、吉田正の適時打で2点を奪い逆転。阪神は9回、糸井が同点の10号ソロを放ち、延長に入った。

 阪神は藤川が10、11回を、岩崎が12回をともに無失点。オリックスは吉田一、沢田と比嘉が無失点で切り抜けて引き分けた。オリックスは、11勝6敗1分けでパの最上位となる2位守り、勝ち越しリーグの6球団に順位で割り振られる賞金1000万円を獲得。