巨人の上原浩治投手(43)が日本人初の「通算100勝。100セーブ、100ホールド」を達成した。
20日の広島戦、8-8と同点の7回から登板。1安打されたものの、無失点に抑え、通算100ホールドを達成した。
試合後の一問一答は以下の通り。
-日本人初の100勝、100ホールド、100セーブを達成。率直な感想は
上原 まだ誰も達成してない記録なんで、自分がやったということはすごくうれしいです。1人では出来ないことなんで、当時の監督、コーチ、トレーナー、いろんな方に感謝したいと思います。
-今日の試合に臨むに当たって、心境の変化はあったか
上原 ホールドどうこうよりも、試合で、同点の場面でどうしても勝ちたいという思いで上がっていましたし、結果残念なことになりましたけど、追い上げ方とかまだ自分たちも諦めてないですし、明日につながる戦いだったと思います。全員が勝ちたいと思ってやっている。(坂本)勇人もいないわけで、1試合1試合やるだけです。
-常にどんなことを意識して、シーズンを戦っているか
上原 常に準備することです。投げる、投げないということにかかわらず、ブルペンで体操したり、準備をする。すると結果はついてくると思うので、準備をしっかりしようと思います。
-中継ぎとしての難しさはあるか
上原 いつ行くか分からないので、チームの勝ち負けにかかわらず常に試合に入っていかないといけない。正直キツイですね。
-上原さんに憧れる選手はたくさんいる。メッセージを
上原 常に準備することが大事。結果が出ようと、出なくても、明日も試合がある。そういう準備が大事です。
-1つの目標、記録を達成した。感慨はあるか
上原 これを目標にしていたわけでないのでね。今年いっぱいはケガなくやるというのが目標です。
-中継ぎの連盟表彰であったりなども地位向上を常に口にする。
上原 ホールドについても、つけていただけたらいい。一番数字を挙げている人は300近く挙げている。ホールドについても名球会だったりをね。