巨人が敵地マツダスタジアムで13連敗を喫した。

 投手陣が打ち込まれた。ここまで4戦3勝と抜群の安定感を見せていた先発メルセデスを中7日で投入。しかし、初回に2死一塁から広島鈴木に内角球を狙われて先制の2ランを許した。4回には4連打を浴びて、2失点。6回にも3連打で失点するなど、自己ワーストの6回11安打5失点でマウンドを降りた。

 その後も、中継ぎ陣が打ち込まれて9失点。打線は4点を追う8回に無死満塁の好機をつくるも無得点で、追い上げムードが消えた。

 またしても鬼門で敗れ、首位広島とは12・5ゲーム差に広がった。高橋由伸監督は「ここの球場は、どうしても打たれる。何とかしないといけない」と投手陣の奮起を求めた。