腰の張りで戦列から離れていた日本ハム斎藤佑樹投手(30)が、7月8日の2軍ヤクルト戦(鎌ケ谷)以来となる実戦復帰を果たした。

 8回に4番手として登板。先頭の菅野に左前安打を許すと、続く香月には、甘く入ったフォークを完璧に捉えられ、右翼フェンスを越える2ランを浴びた。

 この日のストレートの最速は142キロ。後続を抑えたものの、復帰戦は、1イニングを投げ、打者6人に対し、3安打2失点とほろ苦いものとなった。試合後「体は全然問題ないです。シーズン終盤ですし、しっかり結果を残さないといけない」と、次の登板に向け、気持ちを切り替えていた。