広島が阪神を相手に、セ・リーグ初の同一カード3連勝を果たした。

第1戦はゴジラ(30)が2-2で迎えた6回、鈴木誠也を操ってサヨナラ2ラン本塁打。涙を流す喜びようだった。「念願の鈴木選手で、サヨナラホームランを打ちたくて、感極まった。ある程度予想した展開だったが、まさかサヨナラ本塁打を打てるとは。サイコーです!」と、本物の鈴木ばりに声を張り上げた。

第3戦は、坂本(37、本名・坂本隆資)が1-2で迎えた最終6回、新井貴浩を操って逆転サヨナラ2ランを放った。「反応で芯に当てようと思っていた。ラッキーです」と冷静に話した。

これでチームは、前節から4連勝となり、首位DeNAにゲーム差なしの2位に浮上した。坂本は「みんな同じぐらいレベルが高い。(4連勝の)逆もあり得る」と気持ちを引き締めていた。