同学年の助っ人歓迎会を開く。日本ハム上沢直之投手(24)が8日、千葉・鎌ケ谷で自主トレ。7年目の今季、自身初の2ケタ勝利でエース格に成長を遂げた右腕は、7日に契約合意が発表された前台湾・ラミゴの王柏融(ワン・ボーロン)外野手(25)について「同い年だし、同じような世代の選手が入ってくるのは、僕も刺激になる」と一緒にプレーできる日を心待ちにした。

チームには近藤や松本ら、同学年の選手が多い。王で10人目となるが、一緒に食事に出かける機会をつくるつもりだ。「(食事に)通訳と行って、早くチームに溶け込めるようにしてあげたいですね。台湾語はさすがにわからないんで」と笑い飛ばしたが、異国の地へ来る「大王」の全力サポートを誓った。

台湾史上最強打者の加入に心躍らせる。「日本球界をどう思っているのかも聞いてみたいし、台湾の野球界についても聞いてみたい」。台湾人初の3冠王、2年連続打率4割。強打者の加入は投手の上沢にとって頼もしい。「台湾の野球界で素晴らしい実績を残している選手だし、日本で僕たちの味方になってくれるんで、心強いですね」。同学年のスターと、チームを盛り上げる。【山崎純一】