オリックスが17日のドラフト会議で指名する野手の筆頭候補に、高校通算55本塁打の東邦(愛知)・石川昂弥(たかや)内野手(3年)を挙げていることが7日、分かった。

この日、大阪市内でスカウト会議を開催。1位指名の方針を固めている大船渡(岩手)の最速163キロ右腕、佐々木朗希投手(3年)を筆頭に1、2位の指名候補を20~30人に絞り込んだ。野手の理想像について、福良GMは「右の力のあるバッターで体の強い選手」と語り、高校日本代表の4番としても活躍した石川が合致する。

石川は、平成最後となった今年のセンバツをエースとして制した後は主に三塁手で活躍した。今季、三塁手を固定できなかったオリックスにとって、補強の課題に応える候補だ。

また、捕手も指名する見込みで、やはり右打ちの東海大・海野隆司(4年=関西)も筆頭候補に挙げている。