阪神が17日のドラフト会議で「甲子園スター」の指名を検討していることが14日、分かった。

1位最有力候補に位置付けた星稜・奥川恭伸投手(3年)は競合確実で、外れ1位の有力候補に高校通算55本塁打の東邦・石川昂弥(たかや)内野手(3年)が挙がった。今春センバツ決勝で2本塁打を放ち完封。日本代表4番としても存在感を示した。高校生の右打ちスラッガーは補強ポイントで、球団関係者は「センターから右に大きいのを打てる」と高評価。甲子園通算3発の履正社・井上広大外野手(3年)は中位指名候補で、別の関係者は「木製バットでも十分飛ばせるスイングだ」とうなった。1位の抽選外れが続いた場合、最速149キロ、高校生左腕でピカイチ素材の興南・宮城大弥投手(3年)が浮上する。