広島松山竜平外野手(34)が24日、昨季取得した国内FA権を行使せずに残留することを明言した。

マツダスタジアムで行われた秋季練習に参加。「(チームを)出るつもりはない。今年はちょっとふがいない成績だったので、やり返さないといけない」と話した。さらに「このチームが好きだし、このチームの仲間たちと離れてやるのは考えられない。来年また日本一に向かって、しっかりがんばっていきたい」と意気込んだ。すでに球団側に意思を伝えているという。主軸定着を期待された今季は本来の力を発揮しきれず、出場110試合で打率2割5分9厘、6本塁打、49打点にとどまっていた。

佐々岡真司監督(52)は「またいっしょにやれる。うれしいです」と歓迎した。