#開幕を待つファンへ。プロ野球は新型コロナウイルスの影響で、20日に予定されていた開幕が延期に。もし予定通りに開幕を迎えていたら、12球団はどんな陣容で今季初戦に臨んだのか-。予想スタメンとともに、今後の練習試合のポイントを各球団担当が洗い出し。期待をパンパンに膨らませ、球場で声をからす日を迎えたい!

4番岡本の三塁固定でレギュラー不在になった一塁手は中島が打率3割5分1厘4本塁打。捕手併用の大城の起用も有力なオプションだが、ベテランが存在感を発揮。強打が持ち味の北村らがチャンスをうかがう。昨季から課題の二塁手は本命吉川尚が打撃の状態を落とした。スピード、守備範囲の広さは魅力も打率1割8分8厘。粘り強い打撃と守備力が持ち味の湯浅、昨季77試合出場の若林、田中俊らがアピールを狙う。

左翼手はキャンプから活躍を続けたモタが不調で2軍落ちした直後、左もも裏肉離れで離脱。打撃不振の陽岱鋼も2軍調整中で、亀井に頼らざるを得ない状況に。捕手は本拠地最後の3連戦で大城が3試合連続先発マスクをかぶった。昨季菅野の先発時は小林が主だったが、打力が魅力の大城と菅野のコンビも2試合テストした。【巨人担当・前田祐輔】

【19年】打率.257(2)本塁打183(1)【オープン戦】打率.232(10)本塁打16(1)

( )数字は順位