広島大瀬良大地投手(29)が25日、出場選手登録を抹消された。

DeNA7回戦が行われる横浜スタジアムにチームメートとともに姿を見せ、全体でのウオーミングアップに参加した。ただ投手陣がキャッチボールを行う中、1人ポール間をランニング。その後もノックなど投手メニューに加わらず、ノースローで練習を終えた。

大瀬良は前日24日のDeNA戦に先発するも2回33球で降板した。試合後「登板中にアクシデントがあった」と話していた松原チーフトレーナーは一夜明け、「コンディショニング不良。1回(選手登録を)抹消します」とコメントした。

苦しい台所事情の中で、チームトップの3勝を挙げるなど孤軍奮闘を見せていた。28試合で10勝15敗3分けの5位と低迷するチームにとって、エースの離脱はあまりにも痛い。