オリックスが、近日中に今季限りで阪神を退団した能見篤史投手(41)の獲得交渉に乗り出す。

トライアウトが終了して交渉解禁となった7日、福良GMが大阪市此花区の球団事務所で対応。詳細は明らかにしなかったが「これから考えていきましょう」と話した。球団は1軍投手コーチ兼任も視野に入れている。阪神で先発、中継ぎを務め、05年のリーグ優勝、13年には日本代表も経験したキャリアを評価し、指導者としても期待。入団してコーチ就任が決まれば1軍ブルペンを受け持つ見込みで、戦力外からの他球団移籍では、球界でも例を見ないサプライズ人事となりそうだ。