元球児で高校時代に青森県大会で坂本との対戦経験を持つ三代目 J SOUL BROTHERSのELLY(33)が始球式でストライク送球を披露した。自身初の大役に「全力で投げて暴投やショートバウンドは…」とセットポジションから5割程度の力で投げ込んだ。「ライブで何回もパフォーマンスさせていただいているんですけど、初めて来たくらいの感覚。全然景色が違いました。少年時代、プロ野球選手になりたいと夢見ていた。人生の宝物になりました」とかみしめた。

05年夏、甲子園をかけて戦った1学年下の坂本と戦った。捕手を務めていたELLYは「インコース投げたらダメだなと思っていた。ひたすら外で勝負できるように組み立てた。その時は、2、3三振でリードは完璧だった。その気合から僕がエラーを2、3回したので…これからダンスの方で守備力を上げていこうかな(笑い)」と当時を回想した。

2人の再会は5、6年前の表参道。本名の「エリオットさん!」と呼び掛けられ、「あれ、坂本くん!」。そこから、始球式やコラボレーションという形でつながった。この試合で1回に坂本が先制の適時打を放ったと聞くとうれしそうに拍手。「よーし! やった! やりましたね! 始球式終わってから、坂本くんがベンチからめちゃめちゃ笑顔で手を振ってくれた。ゲームのパワプロくんで言うと絶好調に見えた。打ってくれてうれしい。これから巨人をどんどん引っ張っていって日本一を目指して欲しい」とエールを送った。

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