西武は20日、小川龍也投手(30)に戦力外を通告したと発表した。

小川は現役続行を希望しており、球団を通じ「ライオンズでの思い出は、リーグ優勝をすることができたことです。優勝争いをしていたソフトバンク相手に投げ(18年9月17日ソフトバンク戦で2回1/3をパーフェクト)、ファンの皆さまから大きな拍手をいただけたのが本当にうれしかったです。チームメートもすごく仲良くしていただきました。これから一緒にできなくなるのは寂しいです。3年半という短い間ではありましたが、応援していただいたファンの皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。今後ですが、現役続行を目指してやっていきたいです。体も元気ですし、投げている感じもいいと思っています。また違う球団でチャンスをいただけるとしたら、引き続き応援をいただけるとうれしいです」とコメントした。

小川は、18年7月に中日から金銭トレードで加入。左の中継ぎとして19年には55試合に登板し、チームのリーグ連覇に貢献した。昨季も38試合に登板し防御率2・10をマークしたが、11月に「左肘鏡視下関節形成術」を受け、今季は開幕2軍スタート。5月に1軍へ昇格し5試合に登板したが、抹消後は1軍登板がなかった。