プロ野球巨人の渡辺恒雄球団会長は10日、来年3月に開催される第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督問題について「コミッショナー以下、みんなで土下座してもワンちゃんに頼め」とソフトバンクの王貞治監督が適任であるとの考えを示した。

 渡辺会長はこれまで、北京五輪の代表監督を務めた星野仙一氏をWBCの監督に推す発言をしていたが、星野氏には野球界やファンからの批判が高まってきた。渡辺会長は「WBCや五輪になったら神様が必要。長嶋君は病気になった。神様は今やワンちゃん1人」と説明。さらに「WBCではメジャーの選手に来てもらわないといけない。それができるのはワンちゃんしかいない」と語った。