オリックス大石大二郎監督(50)が20日、東京都港区のオリックス本社で宮内義彦オーナー(73=本社会長)にシーズン終了報告を行った。

 同オーナーは5月のコリンズ前監督の電撃辞任を受けてチームを引き継ぎ、9年ぶりAクラス(2位)に導いた手腕を高く評価。「非常に難しい仕事をやっていただいた。本当にご苦労様でした」と労をねぎらった。また「なかなか100点(日本一)は取れないけど、これで来年の楽しみができた。仰木さんを除いて(他の)監督の皆さんとは長い付き合いができなかったけど、長くやっていただきたい」と、来季成績次第では長期政権を任せたい考えを明かした。大石監督も「80点(Aクラス)狙いから100点(日本一)に近づきたい」と意欲的だった。