FA権を行使しての米大リーグ挑戦を表明した広島の高橋建投手(39)が13日、広島市民球場内の球団事務所を訪れ、FA宣言に必要な書類を提出した。19日にFA宣言選手として公示され、20日から国内外すべての球団と交渉が可能になる。

 高橋は「初めての経験だし、期待と不安が半々。やればできる、というところを見せたい」と話した。レッドソックス岡島秀樹投手らの交渉役を務めたグリーンバーグ事務所と代理人契約を結んでおり、「(球団を選ぶにあたって)ぜいたくは言っていられない。僕自身が対応していかないといけない」と語った。

 高橋にはカブス、パドレス、ブルワーズなど、数球団が獲得に興味を持っているとみられる。