<西武4-4広島>◇14日◇西武ドーム

 広島マーティー・ブラウン監督(46)が、延長12回無死満塁のピンチに、左翼の末永の代わりに内野手の小窪を入れて内野を5人にする奇策でサヨナラ負けを免れ、引き分けに持ち込んだ。西武黒瀬の打球は小窪の正面に飛び、記録上は珍しい「左翼ゴロ」で併殺。ブラウン監督は「準備しておくプレーじゃないが、選手はよく意図を理解してやってくれた」と策がはまり、交流戦の勝ち越しも決まって満足そうだった。

 [2009年6月14日19時48分]ソーシャルブックマーク