ヤクルトの五十嵐亮太投手(30)は15日、1軍登録日数が9年に達し、海外移籍も可能となるフリーエージェント(FA)権の取得条件を満たした。

 五十嵐は昨季、国内FA権を取得したが、将来的な米大リーグ移籍を視野に入れ、権利を行使せず1年契約で残留した。この日、東京都内で「今は自分の体調を維持することと、勝利することしか考えられない。オフになったらゆっくり考えたい」と話すにとどめた。ヤクルトの鈴木正球団社長は「本人の意思だからどうなるかわからないが、球団にとっては必要な1人」と話した。

 [2009年6月15日19時7分]ソーシャルブックマーク