野球の関西独立リーグで、資金難のためリーグを撤退した旧運営会社「ステラ」と球団側との間でユニホームなどの代金の支払いをめぐってトラブルが起きていることが16日、分かった。

 紀州の竹中則行代表取締役によると、リーグ規約でステラからユニホーム、ヘルメット、スパイクなどが無償貸与されていたが、ステラとの引き継ぎにあたっている大阪球団事務所に「ユニホームなどを返却するか、代金を支払ってほしい」というファクスが届いたという。

 ステラの中村明社長はこの日「スポーツ用品メーカーから請求がきている2200万円を(球団側に)支払ってほしいと伝えている。(リーグ撤退を決めた)先月20日に、ユニホームを引き取ってくれという話をした」と主張した。

 しかし、竹中代表取締役は「一切そういう話はない」と反論。「各球団3000万円ずつの分配金も支払ってもらってないのに、ユニホーム代もと言うのは…。今のところ支払うつもりはない」と語った。

 [2009年6月16日20時5分]ソーシャルブックマーク