プロ野球、横浜は15日、現役最年長の46歳、工藤公康投手を今季終了後に自由契約にすると発表した。同投手は現役を続けたい意向で、他球団への移籍を目指す。

 球団の佐々木邦昭社長が遠征中の13日に、来季の戦力構想から外れていることを本人に伝えた。横浜に戻って家族とも相談した工藤が15日、「現役を続行する」との希望を伝えたため、「任意引退」ではなく「自由契約」の手続きを取ることになった。

 工藤は1982年に西武に入団。ダイエー、巨人を経て2007年から横浜に所属。歴代13位の224勝(139敗)を挙げている。

 横浜・工藤の話

 (戦力外通告は)意外なことではなく粛々と受け止めた。ここ(横浜)ではできなくなったが、希望はどこか行けるところで最善を尽くしたい。(移籍先は)今のところ国内しか考えていない。

 [2009年9月15日16時52分]ソーシャルブックマーク