ソフトバンク大隣憲司投手(25)が7日、球団では03年の斉藤以来、7年ぶりとなる20勝を今季目標に掲げた。この日、母校の近大野球部グラウンド(奈良県生駒市)で同僚の巽真悟投手(22)らと行っている自主トレを公開。大学時代に走り込んだグラウンド周辺の坂路で汗を流した。「去年は(左ひじの)術後とはいえ悔しいシーズンだった。強い気持ちで10年シーズンは結果を出したい。20勝する気持ちでやります」。2年連続の2ケタ勝利を狙った昨年は中継ぎ降格を命じられるほど不振もあり、8勝(10敗)。母校で復活への思いを強くした。

 [2010年1月7日17時35分]ソーシャルブックマーク