<西武2-1ロッテ>◇20日◇西武ドーム

 3年連続開幕投手を務めた西武涌井秀章投手(23)が粘りの投球でチームを勝利に導いた。8回を投げて7安打4四死球と再三ピンチを招いたが、要所で変化球がさえて11奪三振。8回を終えて球数が145球に達したため完投とはいかなかったが「シーズン初だったので監督も少し考えてくれたんでしょう。これからまたドンドン投げてきますよ」と話した。渡辺久信監督(44)も「さすがエース」と脱帽の投球だった。

 [2010年3月20日20時40分]ソーシャルブックマーク