<ヤクルト4-5阪神>◇29日◇神宮

 阪神がしびれる試合をモノにした。1点リードで迎えた9回裏。左翼の桜井が打球を後逸し、これが三塁打となった。絶体絶命のピンチを招いたが、守護神の藤川が最高の投球を見せ、同点のホームを踏ませなかった。真弓明信監督(56)は「ハラハラしたねえ。せんでもいいハラハラをしてもた」と興奮気味に振り返った。ヤクルトに2連勝し、貯金は監督就任以来、最多の「4」。甲子園での巨人3連戦を前に、弾みのつく逆転勝利となった。

 [2010年4月29日22時58分]ソーシャルブックマーク