オリックスは3日、昨年まで楽天でプレーしたフェルナンド・セギノール内野手(35)の獲得を発表した。契約期間は11月30日まで。球団は交流戦明けのチーム合流を目指している。

 オリックスはカブレラ、ラロッカ、バルディリスの3助っ人が故障離脱。日本球界で実績のある選手を中心に緊急補強に動いていた。セギノールはオリックスと日本ハム、楽天でプレーし、通算756試合、打率2割7分4厘、172本塁打。日本ハム時代の04年は44本で本塁打王を獲得。スイッチヒッターとして日本では左右両打席本塁打を史上最多通算9度を記録している。

 今季は米独立リーグ・アトランティックリーグのニューアーク・ベアーズに所属し、28試合で打率3割3分7厘、3本塁打。

 村山良雄球団本部長(63)は「左のDHがほしかったが、彼は(左右)両方できる。性格もいいし、日本向きでもある」と話した。

 [2010年6月3日15時2分]ソーシャルブックマーク