<ヤクルト4-2阪神>◇26日◇神宮

 ヤクルトの新外国人ジョシュ・ホワイトセル内野手(28=ナショナルズ3A)が来日初戦でアーチを描いた。「5番左翼」でスタメン出場。6回までの3打席はいずれも凡打に倒れたが、8回の第4打席だった。この回、飯原の2ランでチームが逆転に成功すると、なおも1死から、ホワイトセルが右中間席へ1号ソロをたたき込み、貴重な追加点を挙げた。マイナー通算117発の左の長距離砲は、阪神西村の低めのスライダーを豪快にすくい上げた。ヒーローインタビュー中には同僚のデントナにシェービングクリームの塊を顔に塗られ、白い顔で「自分のできる限りの仕事をして、チームの勝利に貢献していきたい」とファンに約束していた。

 [2010年6月26日20時19分]ソーシャルブックマーク