プロ野球の加藤良三コミッショナーが12日、米大リーグ機構のセリグ・コミッショナーと会談し、双方が模索する日米の年間王者による対決の実現に向け、日米の事務レベルの担当者が課題などを検討する研究グループを設けることを確認した。

 王者対決は1月に両コミッショナーが会談した際に構想として持ち上がった。加藤コミッショナーはオールスター戦が13日に開催されるエンゼルスタジアムにセリグ・コミッショナーを訪ね「多くの課題があり、実現するかどうか分からないが、研究して事実関係を解明しようということになった」と話し、日米で連携を深める必要性を指摘した。

 [2010年7月13日12時46分]ソーシャルブックマーク