横浜球団の買収を断念した住生活グループの潮田洋一郎会長(56)が28日、来季からの本拠地移転が困難な状況が交渉決裂の一因になったことを明かした。都内の同グループ本社で「いろんな条件で合わなかった。我々は一切の前提条件がなく、すべてコントロールできると思っていたが、そうはいかなかった」と語った。買収金額については「まったく問題はなかった」とした上で「フランチャイズがすべてではないけど、白紙でいきたかった。ゼロから考えたかった。時間的な制約もあってできなかった」と話した。

 [2010年10月28日10時43分]ソーシャルブックマーク