昭和42(1967)年度生まれのプロ経験者でつくる「絆(きずな)の会」が11日、ナゴヤ球場で野球教室を行った。桑田真澄氏(42)ら30人が、愛知県内の中学生56人を指導。ノッカーや打撃投手を務めるなど精力的な指導をした桑田氏は、プロへの現場復帰を問われ「その気持ちはありますが、今はアマチュアの環境を整備したいと思っている。アマはプロの供給源。育成を大事にしていきたい」と語った。

 元オリックス野田浩司氏(42)ら、かつて最強と言われた「KK世代」が集結しての野球教室。その代名詞の桑田氏は、現在最強とも言われる楽天田中、日本ハムに入団が決まった斎藤らの世代に関し「(近い世代だったら)試合をやってみたかったねえ」と笑顔で話した。

 [2010年12月11日19時14分]ソーシャルブックマーク