日本野球機構(NPB)の審判合同会議が24日、都内のホテルで行われ、セ、パ両リーグの完全統合に向けて細部を確認し合った。これまで交流戦ではセ、パの審判が混合してジャッジしていたが、今季からは全試合でリーグに関係なく審判団が組まれる。無走者の際の立ち方や、サインの出し方などリーグ間でマニュアルが違っていたため、方針を確認した。井野修審判部長は「今後もさまざまな情報交換をしていきたい」と話した。冒頭に出席した加藤コミッショナーは「統合して細かい問題が出るかもしれないが、野球界の発展のためお願いしますと話しました」と語った。

 [2011年1月24日16時36分]ソーシャルブックマーク