広島ドラフト1位の福井優也投手(23=早大)が25日、ナインとともに日南キャンプを打ち上げた。この日は前田健の横でブルペン投球。しかし、動きのバランスを崩して、本調子ではなかった。球がバラつき、大野投手チーフコーチも「(体の)突っ込みが早くて、体重が左足に乗ってこない」と指摘。多めに投げ込む予定だったが、急きょ約50球の投球練習で切り上げた。福井も「まだまだ全然…。投げていて、自分で足を使えていない」と問題点を指摘していた。沖縄では序盤に左太もも裏の張りを訴えて別メニュー調整を強いられたが、日南に入ってからは調整もペースアップした。

 [2011年2月25日21時30分]ソーシャルブックマーク