<オリックス2-2ソフトバンク>◇12日◇京セラドーム大阪

 オリックスが敗戦寸前から引き分けに持ち込んだ。1-2の9回1死で後藤光尊内野手(32)が、ソフトバンク和田毅投手(30)から右翼席へ同点ソロ。岡田彰布監督(53)は「完ぺきに抑えられとったからな。連打が続くアレやなかった。負け試合やった。ええところで出たな」と褒めたたえた。自慢の救援陣が延長3イニングを無失点で乗り切ると、最終12回裏は1死二、三塁までチャンスを広げた。開幕ドローは87年(当時阪急)以来、24年ぶり。岡田監督は低反発の統一球などを理由に「こういう点差が多くなるやろな」と、今季は引き分けが増えると予想した。