<中日5-4広島>◇30日◇ナゴヤドーム

 広島先発の今村猛投手(20)は不安定な立ち上がりを攻められた。1回、いきなり荒木と井端に連打を浴びて無死一、三塁のピンチを招くと、森野の遊撃への併殺打の間に1点を献上。2回には1死一、二塁で小山に速球を強振され、左翼ポール際に3ランを許した。この日は4回4失点。「立ち上がりから浮足立ってしまった。本塁打を打たれた球も甘かった。次は試合の入りから落ち着いて投げられるように準備したい」と反省の弁だった。