横浜尾花高夫監督(53)が16日、2年目の真下貴之投手(20)のアーム式フォームの修正に乗り出した。交流戦開幕試合となる17日の西武戦を前に、埼玉・大宮球場で投手陣の指名練習。練習終盤に、15日ヤクルト戦で2回3失点で降板した左腕に直接指導を行った。

 ボールを真上に投げさせたり、下半身の使い方を身ぶり手ぶりを交え約15分。肘が伸びきった形で投げるフォームの修正を行った指揮官は「肘が出ないから出るように。145キロくらいは投げられる。ちょっとずつ修正していければ」と話した。指導を受けた真下は「球が走っている気がしたので、もう少しやってみようと思います」と、手応えを感じていた。