第21回世界少年野球大会が7月27日から、台湾・高雄で開催されることが7日、発表された。世界19の国と地域から180人が参加する予定で、野球教室と交流試合を行う。今回が海外では5回目の開催となるが、世界少年野球推進財団の王貞治理事長と縁の深い台湾での開催とあって、期間中には同理事長の特別記念展示会の催しも企画されている。日本野球連盟の市野紀生会長は「2013年に2020年五輪の開催地が決まるが、その時に野球が種目に入るかも審議される。この大会は野球の五輪競技復活のためにも意義深い大会だと思う」と話した。