広島は7日、広島市内のマツダスタジアムで全体練習を行った。ここまで99年以来、12年ぶりの10連敗中で、泥沼からの脱出に必死。この日は岩本貴裕外野手(25)と石原慶幸捕手(31)が特打を行うなど汗を流した。

 野村謙二郎監督(44)は「平常心でできれば(勝負の)数字は大差ない。精神面でのコントロールも大事になってくる」と話した。選手会長の石原も「自分たちのプレー、自分たちの打撃を、いかにできるか。(開幕当初は)いい戦いもできていたわけだから。また、いい方向に向かっていけると思う」と言い聞かせていた。

 8日も本拠地で練習した後、関東遠征に出る。