オリックス坂口智隆外野手(26)が、巨人内海とともに交流戦の日本生命賞を初受賞した。交流戦の打率4割1分2厘、安打数42、得点21はいずれも12球団トップ。交流戦前の通算打率は2割4分8厘だったが、3割2分7厘まで上げて復調をアピールした。

 「それまではデカイ割合でチームに迷惑をかけていてイヤだった。やっと自分のタイミングでスイングできるようになりました」。現在リーグトップの69安打で、岡田彰布監督(53)からチームではイチロー以来の200安打指令も出ている。

 「ヒットは多ければ多いほどいい。1本でも多く打てるよう頑張りたい」と気合を入れ直していた。