横浜スティーブン・ランドルフ投手(37)が28日、解雇された。昨季限りで退団した後、4月19日からトライアウトのためチーム練習に参加。同25日に獲得を発表した。入団会見にいたっては5月24日に、中村紀らと行ったばかりで、まさかの解雇となった。

 2カ月間でイースタン・リーグ4試合に登板したものの0勝2敗。防御率5・00の結果。1軍での登板機会はなかった。河本明取締役編成部長は「今日の朝9時に本人に会って伝えました。直球も130キロ台半ばで、状態が上がってこなかった。尾花監督、白井2軍監督と話して解雇を決めました」と話した。

 ランドルフは登板予定だった29日のイースタン・リーグ、ロッテ戦(横須賀)への登板を直訴したが認められなかった。今後はウエーバー公示され、7日以内に獲得意思を示す球団がなければ自由契約となる。