<ロッテ2-1西武>◇14日◇QVCマリン

 ロッテ渡辺正人内野手(32)が7回2死一塁で、貴重な2点目をたたき出す右翼線への適時三塁打を放った。「三振を2つもしていたので、何とかつなごうと思っていた。食らいつきました」。5回の守備で一塁へ悪送球し、無死一塁のピンチを招いた。小林が後続を抑えて事なきを得たが、このミスが渡辺正を奮起させた。「小林の初勝利がかかっていたのは分かっていたし、申し訳ない気持ちだった。小林には試合中にお礼を言ったけど、もう1度言っておきます」と照れくさそうに笑った。