<巨人1-2阪神>◇2日◇東京ドーム

 阪神能見篤史投手(32)が、7回6安打無失点で5勝目を挙げた。7月3日の横浜戦(甲子園)以来の白星だった。直球とチェンジアップのコンビネーションで翻弄(ほんろう)。2点リードの5回無死一、二塁のピンチも、相手のバントミス後に、長野久義外野手(26)をチェンジアップで三併殺打に仕留めた。「打線が点を取ってくれる中で勝てなかった。チームが勝ってくれてうれしい」。6月26日に「8」で止まった巨人戦連勝記録も、再び「1」からの再出発となった。